はじめに:医療現場の負担を軽減する「患者様向け説明動画」制作サービスのご案内

本記事は、普段お話しさせていただいている診療報酬改定の解説や制度動向のお話からは少し視点を変えまして、弊社が新たにご提供を開始する「患者様向け説明動画」の制作サービスについてご紹介させていただきたいと思います。

紹介動画も配信しておりますので、よろしければご覧ください。

実はここ最近、私がコンサルティングに入らせていただいている複数の病院様から、現場の切実なご要望をいただく機会が非常に増えておりました。それは、患者様への定型的な説明業務に多大な時間が割かれており、スタッフの皆様の疲弊につながっているという課題です。

 

現場の切実な課題:繰り返される「説明業務」の実情

医療現場では毎日、数え切れないほどの「説明」が行われています。検査の事前説明ですとか、医療安全に関する注意事項、そして入院時のオリエンテーションなど、これらは患者様の安全と安心を守るために決して省くことのできない重要なプロセスです。

例えば、入院時の10分間のオリエンテーションを想像してみてください。患者間違いを防ぐためのネームバンド確認の重要性、院内での転倒や転落を防止するための具体的な注意点、さらにはアレルギー情報の正確な申告のお願いなど、伝えるべき必須項目は多岐にわたります。これらをすべての患者様に対して、漏れなく、かつ分かりやすく口頭や紙の資料だけで説明し続けることは、想像以上の労力を伴います。

看護師さんが一人の患者様に対して時間をかけて説明し、それを一日に何度も繰り返すことは、本来時間をかけるべき個別のケアや観察の時間を奪ってしまうことにもなりかねません。

 

動画導入による劇的な変化と現場からの反響

こうした課題を解決するため、弊社では病院様との共同して、検査説明や医療安全の啓発、入院時のオリエンテーションなどを代替、サポートする動画を一緒に作成する取り組みを行っています。

実際にこの動画を導入していただいた病院様からの、予想以上のご好評をいただきました。日々患者様と直接向き合い、説明業務の最前線に立つ看護師の皆様からは「業務が楽になった」「説明の質が均一化された」「患者様からの質問の内容が変わった」といったご意見を多数いただいております。

 

タスク・シフトを見据えた「医師事務作業補助者」への波及効果

さらに特筆すべきは、看護師の皆様だけでなく、医師事務作業補助者の方々からも非常に高い評価を得ているという点です。

令和8年度の診療報酬改定などを見据え、医師のタスク・シフトやタスク・シェアの一環として、医師事務作業補助者の役割はますます重要性を増しています。彼ら、彼女らが担う文書作成や説明補助の業務フローの中に、視覚的で分かりやすい動画ツールが組み込まれることで、業務効率が飛躍的に向上し、より専門的なサポート業務に注力できる環境が整いつつあります。

また、以前の記事でご説明いたしました「医師事務作業補助体制加算の見直し」において、より良い加算を算定する要件の中に「入退院時の説明や検査処置等に関する10種類以上の患者向け説明動画を活用している」という項目が追加されております。

現場からの喜びの声と確かな手応え、診療報酬改定に伴う今後の需要拡大を受けまして、これまで個別の病院様向けに作成してまいりましたこの動画制作のノウハウを、より多くの病院様にもご提供させていただきたいと思い、正式なサービスとしてご案内させていただく運びとなりました。

 

元看護師のクリエイターが説明動画を作る強み

今回このサービスをご紹介するにあたって、他社には絶対に真似できない弊社独自の強みについてお話しさせてください。それは、弊社のYoutubeチャンネルの動画編集も担ってくれているメインクリエイターの存在です。

ここで、編集を担当いただいている兵頭さんを皆様にご紹介させていただきます。

兵頭さんは、単なる動画編集者ではありません。もともと看護師としてキャリアをスタートされ、急性期病院や訪問看護ステーションなどで幅広い実務経験をお持ちなんです。現在は臨床の現場を離れて、デザイン制作や動画編集のお仕事に専念されています。

専門的な医療の知見を持ち、現場の課題を肌感覚で理解している看護師としての目と、複雑な情報を視覚化するデザイナーとしての手を併せ持っているという点が、本当に大きな強みになっています。兵頭さんご自身も「難しい医療用語や専門用語を、患者さんに分かりやすく伝えたい」という思いを持たれており、これはまさに現場を知っている人間ならではの発想だと感じています。

 

なぜ「元看護師」が作るとこんなに違うのか?

クライアントである病院様と直接お話しさせていただく中で、よく耳にするお悩みがあります。

それは「外部の動画制作会社さんに依頼すると、専門用語のニュアンスが伝わらなかったり、医療安全上間違えてはいけないポイントの意図が汲み取られていなかったりして、修正のやり取りだけで疲弊してしまう」というものです。これは病院様にとっても、編集者にとっても、双方にストレスのかかる状況です。

しかし、弊社が担当させていただく場合、そのストレスは一切ありません。看護師としての前提知識があるため、クライアントである医療従事者様が「何を伝えたいのか」「どこがリスクポイントなのか」を理解できます。

何回も煩わしいやり取りをしなくても意図を正確に汲み取った構成案をご提示できるため、制作スピードが速いのが特徴です。結果として、完成までの修正作業も本当に少なくて済むというメリットがあり、お忙しいご担当者様の負担を最小限に抑えることが可能です。

 

「可愛い」イラストキャラクターがもたらす視覚的効果と安心感

そしてもう一つ、弊社の動画が患者様やスタッフの皆様から高く評価されている理由が、そのデザイン性の高さです。

医療現場の資料は、どうしても文字ばかりになったり、少し冷たい印象を与えがちな写真の羅列になりがちです。しかし、患者様は病気や怪我に対する不安を抱えた状態で説明を聞かれています。そこで、親しみやすく可愛らしいイラストのキャラクターを用いたアニメーション動画を使用することで、患者様にとっての心理的なハードルが格段に下がります。

文字情報だけでは内容が頭に入ってきにくいご高齢の患者様やお子様にとっても、直感的に内容が頭に入ってくるため、「見てもらいやすい」「理解しやすい」と好評です。患者様がすでにある程度の事前理解を持った状態でコミュニケーションを取れるようになるため、結果的に説明負担の軽減と医療の質の向上につながります。

看護部長の皆様へ:動画は「繰り返し活用できる資産」です

現場のスタッフの負担軽減は、病院の経営陣や看護部長の皆様にとって最重要課題のひとつではないかと思います。同時に、患者様への説明の質を担保し続けるということも、簡単に妥協できない部分です。この二つを両立させるための一つの解として、動画コンテンツの活用をぜひご検討いただきたいのです。

一度作成した動画は、何度でも繰り返し活用できる病院の資産になります。スタッフの入れ替わりがあっても説明の質を一定に保つことができますし、新人教育のツールとしてもご活用いただけます。作成時には費用が発生いたしますが、長期的に見ればスタッフの工数削減効果は決して小さくないはずです。

 

ご依頼の流れと料金について

さて、このサービスを正式にご案内するにあたって、ご依頼の流れと料金についても触れさせていただきます。

もちろんこちらは有料のサービスとなりますが、それぞれの病院様の運用ルールや、ご希望のテイストに合わせて完全オーダーメイドで編集を行うことを前提としております。そのため、一律の料金表という形ではなく、じっくりとヒアリングをさせていただいた上で個別にお見積りをご提案させていただきます。

「こんな動画を作れないか」「うちの科のこの説明業務を動画化したい」といったご要望がございましたら、ぜひ私まで直接ご連絡をいただければ幸いです。いきなり見積もりを依頼するのはハードルが高いと感じられるかもしれませんが、ご相談ベースからでも全く問題ございませんので、本当に気軽にお問い合わせいただければと思っております。

患者様向けだけでなく、スタッフ向けの勉強会スライドや動画資料の制作も承ります。

最後に

弊社が手がける患者様向け説明動画は、本当に多くの方々からご好評をいただいている、私自身も自信を持ってお勧めできる自慢の動画です。

ご関心をお持ちの病院長様、看護部長様、事務長様がいらっしゃいましたら、まずはどうぞお気軽にご連絡ください。医療現場の働き方改革と患者様サービスの向上を、動画という強力なツールで共に実現していきましょう。

皆様からのご連絡を、心よりお待ち申し上げております。